ロレイ, カンボジア、シェムリアップのロリュオス群にあるヒンドゥー寺院
ロレイは、4つのレンガ造りの塔が2列に並ぶ寺院群で、精巧なサンスクリット語の彫刻で飾られています。出入り口と鴨居には複雑な浮き彫りが施され、当時の職人の熟練した技術がうかがえます。
ヤショーヴァルマン1世は、首都をアンコールに移す前に、ハリハラーラヤで最後の主要な建造物として893年にこの寺院を建てました。この建設は、ある時代の終わりと、上流での新たな王都の始まりを示しました。
この4つの塔は、王家の祖先とヒンドゥー教の神々への神殿として建てられ、宗教と王権が深く結びついていたことを示しています。現在でも、構造の細部や刻まれた碑文に、これらの祖先への敬意が表れています。
この場所を訪れるには、アンコール遺跡公園の有効なパスが必要です。このパスは複数の遺跡をカバーし、数日間有効です。敷地は平坦で日陰がほとんどないため、早朝か夕方の訪問が最適です。
この寺院はもともと、周辺の土地を灌漑する巨大な貯水池であるインドラタタカ・バライの中央の人工島にありました。現在は乾燥していますが、この水利システムの痕跡は今も見ることができ、当時の工学技術を示しています。