サイダの海上防壁, レバノン、シドンの地中海の島にある十字軍の城
シドンの海の城は沖合の小さな島に建ち、約80メートルの土手道で本土とつながっています。2つの大きな塔が構造を特徴づけ、厚い防御壁でつながっています。
この要塞は1228年に十字軍時代に建てられ、その場所にあったメルカルト神に捧げられた初期のフェニキア神殿に取って代わりました。この場所は、7世紀以上にわたる宗教的・軍事的歴史を記録しています。
この要塞は、ローマ、十字軍、オスマン帝国の建築要素を融合させており、ローマの円柱が外壁に組み込まれているのが見えます。これらの層は、異なる民族が同じ場所を時間をかけて形作ってきたことを反映しています。
階段を上ると城の屋上に至り、シドンの旧市街と下の漁港を見渡せます。小道は岩場で、濡れると滑りやすいため、しっかりした靴がおすすめです。
要塞を取り巻く水中には、古代フェニキアの集落の遺跡が横たわり、沈んだ壁や円柱が水中の考古学的発見物の中にあります。この水没した層は、ダイバーや研究者に、十字軍時代よりずっと前のこの場所での生活を垣間見せてくれます。