Theoprosopon, レバノン北部の地中海沿岸にあるラムサール条約登録湿地
テオプロソポンは、レバノン北部の地中海沿岸、バトルーンとトリポリの間にある岩の岬で、海面から約300メートルの高さまでそびえています。切り立った石灰岩の崖は、海岸線を遮る特徴的な障壁を形成し、風景を支配しています。
551年の地震により大規模な地滑りが発生し、古代の沿岸道路が水没し、トリポリは何世紀にもわたって近隣の集落から孤立しました。この地質学的出来事は、この地域の交易路と通信パターンを根本的に作り変えました。
この岬の名前はギリシャ語の「テオプロソポン」に由来し、「神の顔」を意味し、後に「石の顔」を意味する「リトプロソポン」に変わりました。これは、地元の人々が劇的な岩の形成をどのように認識していたかを反映しています。
現代の海岸道路は、最も急な区間を迂回する2本のトンネルで岬を横断しています。崖は道路から見えますが、敏感な湿地帯への立ち入りが制限される場合があることに注意が必要です。
デイル・エル・ヌーリエの崖は国際的に認められた湿地で、数十種の希少な鳥類や植物が生息しています。この沿岸地域は、アフリカとヨーロッパの間を移動する渡り鳥にとって重要な中継地でもあります。