Tyre Coast Nature Reserve, レバノンのティルスにある、地中海沿岸の自然保護区兼ラムサール条約登録地
ティルス海岸自然保護区は、地中海の海岸線に沿った保護地域で、砂浜、農地、野生生物の保護区域を含みます。その中にはラス・エル・アインの泉があり、自然の風景から湧き出る淡水の源で、何世紀にもわたりこの地域にとって重要でした。
ラス・エル・アインの泉は、石造りの貯水池とローマの水道橋を通じて、古代ティルスに淡水を供給していました。このインフラは、この都市が主要な交易の中心地として果たした役割にとって、水の供給がどれほど重要だったかを示しています。
ここのビーチは地元の漁師や海水浴客が利用しており、自然の泉や砂丘と海岸線を共有しています。新鮮な魚介類を売る人々や、水で遊ぶ子どもたちの姿が見られ、日常生活が自然保護区と共存している様子がわかります。
北側の開放区域では自由に泳いだりビーチを楽しめますが、保全区域に入るには事前の許可が必要です。砂の道を歩くには丈夫な靴が役立ち、訪れる前に現在の立ち入り条件を確認することをお勧めします。
この保護区は、毎年5月から10月の間に砂に卵を産むアカウミガメとアオウミガメの重要な営巣地です。季節によっては、海岸沿いで足跡や営巣活動を目にすることができます。