ラトビア科学アカデミー, association of Latvian scientists
ラトビア科学アカデミーは、リガの中心部にある21階建てのコンクリート建築に置かれた研究センターです。丸みを帯びた輪郭と先細りの尖塔を持つ独特の形が特徴で、内部には広い廊下が多数のオフィスや会議室を結び、さまざまな分野の科学者や研究者が仕事をしています。
この建物は1961年にソビエト連邦によって完成され、ラトビアに引き渡されました。長年にわたり国内で最も高い建造物であり、ソビエト古典主義建築を体現しています。1990年代にラトビアが独立を回復した後、赤い星や肖像画などのソビエトのシンボルは取り除かれ、この構造物は国民の回復力の証として再解釈されました。
この建物はラトビアの主要な研究機関の名を冠し、科学と知識への国家の取り組みを象徴しています。リガの中心部でよく目立つランドマークであり、この街が教育と学術活動を日常のアイデンティティにどのように位置づけているかを示しています。
この建物へは簡単にアクセスできます。鉄道駅と中央市場の近くにあり、路面電車やバスの便が良く、歴史的な旧市街からも徒歩圏内です。17階の展望台へは、エレベーターで15階まで行き、そこから短い階段を2段上がると、街を360度見渡せます。
地元の人々はこの建物を愛情を込めて「スターリンのバースデーケーキ」と呼んでいます。なぜなら、丸みを帯びた形と先細りの尖塔が重ねたケーキのように見えるからです。このニックネームは、リガの住民がソビエト時代の過去をユーモアで処理し、この建物を街の会話の題材にしていることを反映しています。