クサール・アルケビール, モロッコ、ララシュ州の都市型コミューン
クサール・エル・ケビールは、モロッコ北部のルッコス川沿いに位置し、フェズ、ラバト、タンジールを結ぶ交通の要所です。中心部はルッコス川流域の主要な市場となっており、特に砂糖の生産と農産物の流通で知られています。
この集落は紀元前1千年紀にフェニキア人の植民地として始まり、後にローマ人の前哨地オッピドゥム・ノヴムとなり、その後アラブ人が到来して定住しました。
この都市には、モロッコ西部で最も古いモスクの一つがあります。モスクは、かつてのキリスト教の教会堂から取られた石を使って建てられました。この石材の再利用は、この地域で異なる信仰が次々と受け継がれてきたことを示しています。
この町は歩いて探索するのが最も簡単です。中心部はコンパクトで、地元の小道でよくつながっています。訪れるのに最適な時期は涼しい月で、気候がより快適で、市場も活気づきます。
1578年、この町の近くで三王の戦いが起こり、三人の王が亡くなり、ポルトガルの北アフリカにおける影響力が根本的に変わりました。この出来事は地域の権力関係の転換点となり、現在も地元の歴史に記されています。