マルパソダム, メキシコ、チアパス州テクパタンにある水力発電所
マルパソダムは、チアパス州のグリハルバ川に架かる全長480メートル、高さ137.5メートルの水力発電用ダムです。このダムによって、森林に覆われた丘の間に広がる大きな貯水池が形成され、水を貯めてタービンで発電しています。
建設は1959年に始まり、1964年までにほぼ完成し、その後、谷は水で満たされました。その結果できた貯水池は、メキシコ最大級の貯水池の一つとなりました。
貯水池には、1500年代にドミニコ会の修道士によって建てられた礼拝堂の遺跡が残っており、水位が下がると姿を現します。これらの水没した建造物は、ダムが建設される前に存在していた集落の歴史を物語っています。
ダムは広い川の谷にあり、湖岸に沿って走る道路から見渡すことができます。水位は季節によって変化し、貯水池の見え方に大きく影響することを覚えておいてください。
貯水池の下には、サン・イシドロという古代遺跡があり、中央アメリカの先古典期の二重球戯場がほとんど知られていない場所です。この珍しい征服以前の競技場は、現在水中に沈んでおり、主に考古学的記録に残っています。