ボルグンド・スターヴ教会, ノルウェー、レールダル市にある木造教会
ボルグン・スターヴ教会は、ノルウェーのレールダル市にある中世の木造建築で、垂直に並んだ松の柱が主要な荷重を支えています。本堂と聖壇の中央部分は側廊より高くなっており、彫刻された装飾や透かし彫りのパネルが内部の空間を区切っています。
この祈祷堂は1180年頃に建てられ、使徒アンデレに捧げられましたが、その後数世紀にわたって構造上の増築はわずかでした。現代の修復家たちは、他のノルウェーの木造教会で失われた細部を再構築するために、保存されている木材の接合部や彫刻を研究してきました。
屋根の線に沿って彫られた竜の頭は、キリスト教がこの地域に伝わったときに建築家たちが取り入れた、より古い北方の工芸の伝統を反映しています。木の柱に刻まれたルーン文字の碑文も見ることができ、それらは12世紀まで生き残った古い文字の習慣が祈りの場と結びついていたことを示しています。
この建物はベルゲンとオスロを結ぶ道路沿いにあり、春から秋にかけて一般公開されています。道路を挟んだ向かい側には案内センターがあり、中世の木造建築に関する展示や、軽食、地域の手工芸品を販売しています。
専門家は、この骨組みが、建物が建てられた当時から変わらず中世の鉄釘や手鍛造の金具を今も保持していることを発見しました。年輪分析により、木工職人が柱に成形する前に、西暦1070年から1180年の間に伐採された個々の松の幹が特定されました。