Tostrupgården, building in Oslo, Norway
トストルプゴーデンは、カール・ヨハンス・ゲートに面し国会議事堂の向かいにある大きな建物で、下層階の磨かれた黒いラブラドライトの石と、その上の白いフォスケ大理石のファサードが特徴です。5階建ての構造は、ネオゴシックとネオバロックの要素を、華やかな鍛鉄のディテールと、らせん状の頂部を持つ特徴的な展望塔と組み合わせています。
この場所には1856年に警察署長の住居がありましたが、宝飾商ヤコブ・トストルプが土地を購入した後、1800年代後半に取り壊されました。現在の建物は1896年から1898年にかけて、建築家クリスチャン・フュルスト、ヴァルデマール・ハンスティーン、トロルフ・プリュッツによって建設されました。プリュッツが1893年のシカゴ万国博覧会で見たアメリカの高層ビルに触発された設計です。
トストルプゴーデンという名前は、1800年代後半に会社の本社としてこの建物を建てた宝石商ヤコブ・トストルプに由来します。長年にわたり、ここは集いの場として機能しました。地下室には1897年から2005年まで有名なレストラン「トストルプシェレレン」があり、1907年から1911年の間にはオスロ初の映画館がありました。
この建物はオスロのメインストリートの一つに位置し、簡単に見つけることができます。すぐ向かいの国会議事堂が明確なランドマークです。ファサードは通りから完全に見え、現在は複数の階に店舗やオフィスが入っており、さまざまな活動に利用できます。
この建物の設計者の一人である建築家トロルフ・プリュッツは、熟練した金細工師でもあり、1884年にヤコブ・トストルプの宝飾会社のパートナーになり、後に家族と結婚しました。この建物は、エレベーターや電気照明などの近代的な設備を備えたオスロで最初の建物の一つであり、当時としては画期的でした。