History of Science Centre, オマーン、シーブにある博物館・科学センター
History of Science Centreは、オマーンのシーブにある博物館兼科学センターで、イスラム世界の科学の歴史を専門に扱っています。建物にはコンクリートの格子状のファサードがあり、中央ホールには星形のトップライトがあって、ギャラリースペースに光を導いています。
建物は2016年夏に完成し、2017年12月に一般公開されました。イスラムの学者たちが世界の科学に与えた貢献を広く認知させるために設立されており、こうした取り組みに専念した施設は世界でも数少ないものです。
展示では、9世紀から16世紀にかけてイスラム世界の学者たちが天文学、数学、地理学、光学においてどのように知識を発展させたかを紹介しています。道具や模型、視覚的なパネルを通じて、当時の発見を身近に感じることができます。
施設には「マジックカーペット」と呼ばれる屋外広場があり、噴水や木々、壁画式の日時計があって、見学の出発点として最適です。館内では、水のオブジェに沿った大きな階段が1階と上階の展示スペースをつないでいます。
建物は、太陽光がコンクリートの格子を通り抜けるにつれて外観が一日を通して変化するよう向きが設計されており、光と影のパターンが時間とともに移り変わります。建築そのものが科学的な道具のような役割を果たし、博物館のテーマと直接結びついています。