Shrine at Odero Lal, パキスタン、マティアリ地区にある聖廟
オデロ・ラルの聖廟は、パキスタンのマティアリ地区にある共同礼拝所で、イスラム教徒とヒンドゥー教徒がそれぞれ別々の祈りの場を持っています。この複合施設はインド・イスラム様式で建てられており、色ガラスの窓と建物の換気に役立つ風塔が特徴です。
この聖廟は、ムガル帝国統治時代の1684年に完成し、当時この地域はナスルプールの行政下にありました。その建立は、その時代にこの地域で発展したシンクレティックな宗教的伝統を反映しています。
イスラム教徒はここで聖人をシェイク・タヒルとして敬い、ヒンドゥー教徒は彼をオデロ・ラルと呼びます。両コミュニティは、それぞれの祈りの習慣でこの場所を使用し、その維持管理を分担しています。
この複合施設には、祈りの場ごとに別々の入口があるため、目的の場所に直接行きやすい構造です。敷地は農地の中にあるため、屋外に適した靴と控えめな服装をお勧めします。
1990年代にインドで類似の聖廟が破壊されたとき、この場所のイスラム教徒の信者たちは、複合施設のヒンドゥー教寺院の部分を積極的に守りました。そのため、この場所は、公然たる紛争の時期に、ある信仰の信者が別の宗教の聖域を守った亜大陸で数少ない場所の一つとなっています。