Montelupich Prison, ポーランドのクラクフ中心部にある刑務所
モンテルピフ刑務所は、クラクフ中心部にある拘置施設で、中央の中庭を囲むように複数の拘置棟が配置され、見張り塔と高い壁に囲まれています。現在は、男性と女性の被収容者のための一時拘置センターとして運営されています。
ゲシュタポは1940年から1944年までこの施設を運営し、強制収容所へ送られる何千人もの囚人の中継地点として使用しました。ナチス占領下のポーランド社会を抑圧する上で、ここは重要な場所となりました。
ナチス占領時代、この刑務所はレジスタンスの戦士や政権に反対したポーランドの知識人を数千人も収容していました。今日では、その暗い時代に抵抗した人々の勇気を理解するための場所として訪れる人々に開かれています。
ここは現在も稼働中の刑務所であるため、一般の人は自由に入ることはできません。見学はガイド付きツアーのみ可能です。見学時間や入場条件は施設の運営状況により変わる可能性があるため、事前に確認してください。
ポーランドでの最後の絞首刑は、1988年4月21日にここで執行され、同国における死刑制度が終わりを告げました。この出来事により、モンテルピフは国の刑事司法のあり方の象徴的な転換点となりました。