Trzonolinowiec, ポーランド、ヴロツワフにある集合住宅
トルゾノリノヴィエツは、ポーランドのヴロツワフにある住宅塔で、高さ41メートル、鋼製ケーブルが床を吊るすという珍しい原理で建てられています。12階に44のアパートがあり、それぞれが中央のコンクリートコアから吊り下げられ、コアが全荷重を支えています。
建設は1961年に珍しい方法で始まりました。建設業者は最上階から下に向かって作業を進め、油圧ジャッキで新しい層を前の層の下に押し上げていきました。この実験的な手法は、戦後のポーランドが建設の新しい方向性を追求できることを示すことを意図していました。
この塔は1970年代に「芸術家の家」というニックネームを得ました。当時、演奏家や画家、演劇関係者がここに住むことを選んだためです。創造的な住民の集中が、この住所にボヘミアンな性格を与え、長年にわたって市内での評判を形作ってきました。
この建物はコシチュシュキ通り72-74番地にあり、2023年には構造と維持管理の状態を判断するための技術評価が行われました。アクセスは住民とそのゲストのみに限られており、民間の集合住宅として機能しています。
上から下への建設方法は建築史上まれで、ポーランドで初めて適用されました。この方法により建設時間が短縮され、各階が下の階に正確に収まることが保証され、通常の建築順序を逆転させました。