Farkas utcai színház, ルーマニア、クルジュ=ナポカの劇場
ファルカシュ通り劇場(Farkas utcai színház)は、クルジュ=ナポカにあった石造りの建物で、ファサードの装飾的な細部に新古典主義とバロックの要素が見られました。内部の主な公演ホールは約800人の観客を収容できました。
建設は1803年9月に建築家アンタル・アルフェルディとその助手アンタル・シュッツのもとで始まり、1821年3月12日に建物が開館しました。劇場は1906年まで活動し、その後公演はフニャディ広場の新しい建物に移されました。
この劇場はハンガリーの演劇作品の主要な会場であり、ゲルゲイ・チキ、モール・ヨーカイ、ウィリアム・シェイクスピアなどの作品を上演していました。これらの公演は街の文化的生活を形作り、ハンガリー人コミュニティにとっての演劇の重要性を反映していました。
元の建物は1934年から1935年の間に取り壊され、別の建物に置き換えられたため、元の建物は何も残っていません。2012年に設置された記念銘板が、かつて劇場があった場所を示しており、現在はアカデミック・カレッジの建物が建っています。
ここはクルジュ=ナポカでハンガリーの公演のために捧げられた最初の劇場であり、街の芸術的発展における転換点となりました。2012年に記念銘板が設置されたことは、この失われたランドマークの記憶を街がどのように保存しているかを示しています。