カシモフ, ロシアのリャザン州にある町
カシモフはオカ川の左岸に位置し、標高はおよそ100メートルです。ロシア正教会の教会とタタール建築が混在しています。歴史的中心部は川沿いに広がり、通りは川から丘陵地帯の森林地帯へと上っていきます。
ユーリー・ドルゴルーキーは1152年に、ウラジーミル・スーズダリ公国の国境の要塞としてゴロデツ・メシチョルスキーという名前でこの集落を創設しました。1452年からこの集落はカシム・ハン国の首都となり、1681年にロシア・ツァーリ国に完全に編入されるまでその地位を保ちました。
この町の名前は、15世紀のタタール人の統治者カシム・ハンに由来し、その後継者たちは3世紀以上にわたってここを統治しました。ロシア風の木造家屋に彫刻された窓枠が、今でも見ることができる16世紀のイスラム教徒の墓の建物の隣に並んでいます。
鉄道が直接通っていないため、リャザン(南西に約165キロ)までは定期バスが運行しています。旧市街は徒歩での見学が最適で、川岸と高台を結ぶ急な通りがあるため歩きやすい靴をおすすめします。
19世紀、この町で訓練を受けたウェイターたちはロシア全土で評判になり、サンクトペテルブルクの一流レストランで働きました。彼らの技術により、この町の名前は当時の高級飲食店における洗練されたサービスの代名詞となりました。