プチェシュ, town in Russia
プーチェジは、ロシアのイヴァノヴォ州にあるヴォルガ川沿いの小さな町です。コンパクトな中心部には通りが川岸まで続き、18世紀の素朴な建物がかつての住民の暮らしを偲ばせます。
この町は17世紀に小さな集落として始まり、後に河川労働者や織物職人の取引の中心地へと成長しました。20世紀半ば、ゴーリキー・ダムの建設により水位が上昇し、旧市街が水没したため、住民は高地に町を再建せざるを得なくなり、町の景観は根本的に変わりました。
この町は、何世代にもわたって地元の家族に受け継がれてきたリネンと刺繍の工芸で知られています。職人たちが布に繊細な模様を施す工房では、この伝統が今も息づいており、その作品は町中で販売されています。
この町へは、車か列車で行くのが便利です。シュヤ駅からは、バスかタクシーで最後の区間約30kmを移動します。所要時間はおよそ30分です。
プーチェジ=カトゥンスキーと呼ばれる巨大な隕石クレーターが、町の南約60kmにあります。直径約80kmのこのクレーターは、約2億年前に形成されたもので、訪れる人の少ない、地球の深い過去を静かに偲ばせる場所です。