ストロガノフ宮殿, ロシア、中央区にあるバロック様式の宮殿
ストロガノフ宮殿は、モイカ川岸に建つ3階建てのバロック様式の建物で、コリント式の柱に支えられた大きな入り口のアーチと、装飾された石細工が特徴です。家族の紋章がペディメントに目立つように掲げられており、これが貴族の邸宅であることをはっきりと示しています。
1752年、貴族が著名な建築家フランチェスコ・バルトロメオ・ラストレッリにこの宮殿の設計を依頼し、1754年に完成しました。この建物は、サンクトペテルブルクがロシアの首都として確立されつつあった時期に建設され、このような邸宅は貴族階級の力と洗練を示すものでした。
宮殿には、ロシア国立美術館のコレクションがあり、装飾芸術、家具、絵画が展示されています。これらは貴族の家族がどのように暮らし、何を大切にしていたかを反映しています。部屋は、ストロガノフ家の好みと日常生活を示すように配置されています。
宮殿は週に1日を除いて毎日開いており、建築やコレクションを理解するためのガイドツアーが複数の言語で利用できます。展示の配置は季節によって変わることがあるため、訪問日にどの部屋が公開されているかを事前に確認するとよいでしょう。
窓の下のファサードに刻まれた謎めいた男性の横顔は、それがパトロンなのか、設計した建築家なのかについて議論を呼んでいます。この繊細なディテールは見逃しがちですが、一度気づくと、建物の創設にまつわる興味深い謎となります。