Matusevich Fjord, ロシアのセヴェルナヤ・ゼムリャにあるフィヨルド
マトゥセーヴィチ・フィヨルドは十月革命島北東部にある全長約60キロメートルの入り江で、西のヴォロソヴィチ島と東のブリージュニイ島の間でラプテフ海に開けています。岩がちな岸辺には高さ20メートルほどの崖が続き、バザールナヤ山では590メートルに達します。奥では三つの支流が合流し、ルサノフ氷帽とカルピンスキー氷帽の氷河が流れ込みます。氷河末端の北にはトルードヌイ島とプレグラジュダユシチー島の二つの小島があり、後者には測地点が置かれています。
このフィヨルドは、セヴェルナヤ・ゼムリャ探検のために派遣されたゲオルギー・ウシャコフとニコライ・ウルヴァンツェフ率いるソビエト遠征隊によって1931年に初めて記録されました。その後、この地域での北極研究への貢献を称えてニコライ・マトゥセーヴィチに敬意を表して命名されました。
このフィヨルドは、バレンツ海と白海の海岸を測量し、ゴルロ海峡の海流を研究した水路学者・測地学者ニコライ・マトゥセーヴィチにちなんで名付けられた。彼は海軍アカデミーの教授を務め、全連邦地理学会の副会長でもあった。名前は地域の伝承ではなく、彼の北極研究をたたえたものである。
この場所に到達するには、特別な北極探検装備と船舶が必要です。非常に遠隔地で、年間を通じて厳しい気象条件が続くためです。訪問者は、旅行の季節に応じて、夏の長時間の日照と冬の長い暗闇に備える必要があります。
トルドヌイ島とプレグラジュダイュシチ島という二つの小さな島が、フィヨルドの三つの支流が合流する場所にあり、ルサノフ氷河とカルピンスキー氷河の合流点に形成されています。これらの島々は、二つの異なる氷河系の相互作用によって形成された珍しい地形を表しています。