Royal Kurgan, ウクライナのケルチにある古代の墳丘墓
ロイヤル・クルガンは、ケルチの北東約5km、アジムシュカイ採石場記念碑の近くにある紀元前4世紀の墳丘墓です。墳丘は高さ約20m、底面の周囲は約250mあります。内部では、黄色がかった石灰岩のブロックで造られた長さ37m、幅2.80mのドロモスが、一辺4.39m×4.35mの方形の埋葬室へと続き、その室は12の同心円リングからなる持ち送り式の偽穹窿で高さ8.84mまで立ち上がっています。
紀元前4世紀後半に築かれたこの墳丘は、スパルトキデス朝の支配者、おそらくペリサデス1世(前349/348–前310/309年)またはボスポロスのレウコンの墓と推定される。1833–1837年の発掘で開かれ、古代に盗掘されていたため木製棺の残骸のみが見つかった。3–4世紀には初期キリスト教徒が墓室を聖所として使用し、十字架の落書きと「Κοσμάε」の銘文を残した。
クルガンの名は、ボスポロス王国スパルトキデス朝の支配者とされる被葬者に由来する。3〜4世紀にキリスト教徒が墓を礼拝所として使い、玄室とドロモスの壁に十字架や宗教的な落書きを刻んだ。通路右壁の上部にはギリシア語の銘文「コスマエ」が一つ残る。
クルガンはケルチ中心部から北東約5km、アジムシュカイ採石場記念碑のそばにあります。囲いの中のラピダリウムには台座、墓碑、石棺が展示されています。ドロモスは長さ37m、埋葬室は高さ8.84mあるので、両方を見学する時間を確保してください。
ドロモスと埋葬室の壁には、建築足場の梁を差し込んだ穴が今も残り、石材は見える面だけを合わせ、背面は粗いままにするアナテュローシスと呼ばれる技法で積まれています。石は近くのアジムシュカイ石灰岩層から露天掘りで切り出されました。