ファラサーン島, 紅海、サウジアラビアのジーザーン県にある島群
ファラサン島は、ジーザーン県の紅海に位置する176の島々からなる群島です。群島は広い範囲に広がっており、常時人が住んでいる島はわずかで、大部分は岩の多い地形、植生、そして開けた水域によって特徴づけられています。
人の存在の最も古い痕跡はローマ時代にまで遡り、この地域はこの地域の軍事前哨基地として使われていました。それ以来、紅海の交易路と航海活動の重要な中継地点となっています。
アル・カッサルの集落には、サンゴ石と精巧な装飾で作られた伝統的なファラサン建築様式が見られます。狭い通りを歩くと、こうした手作りの細部がいたるところにあり、島の人々が何世代にもわたって家を建ててきた様子がうかがえます。
島々へは、ジーザーン港から1日に複数便の定期フェリーで行くことができます。季節によって海況が変わるため、事前に運航時間を確認しておくとよいでしょう。
これらの島々は、世界の他のどこにも生息しない珍しいレイヨウの一種の生息地であり、過去数十年でほぼ絶滅しました。近年の保護活動により、その数は増加し、完全に消滅することを防いでいます。