ヘルモン山, シリアのラシャヤ地区にある山頂。
ヘルモン山は、シリアのラシャヤ地区にある石灰岩の山塊で、3つの峰を持ち、アンチレバノン山脈の南端に広がっています。最高点は2,814メートルで、いくつかの谷や平野を見下ろしています。
古代の記録には、モーセとヨシュアによる征服遠征の際に、この峰がシリオン、セニルという名前で言及されています。紀元200年のギリシャ語の碑文は、斜面に建てられた神殿を示しています。
この名前はヘブライ語に由来し「禁じられた場所」を意味します。これは、山頂を神聖な境界とする古代の信仰を反映しています。地元の羊飼いたちは今でも、暖かい季節に低い斜面へ羊の群れを連れてきます。
南斜面には冬に2,040メートルまでのスキーエリアがあり、夏にはハイキングコースやベリー摘みが楽しめます。高地では夏でも気温が低めなので、暖かい服装を持参してください。
頂上には、領土間の緩衝地帯を監視する常駐の国連監視所「ヘルモン・ホテル」があります。この場所は、世界で最も高い位置にあるその種の施設です。