ユーフラテス湖, シリア、ラッカ県にある貯水池
ラッカ湖はタブカダムの背後にできた人工湖で、ユーフラテス川に沿って80キロメートル以上伸びています。湖岸は乾いた丘陵と時折現れる氾濫原を通り、水面からはいくつかの島が顔をのぞかせています。
このダムは1960年代後半にソビエト連邦と西ドイツの支援を受けて建設され、発電と農業用水の供給を目的としていました。貯水池は1973年から1974年にかけて、ゲートが閉じられた後に満たされました。
アサドという名前は、ダムが稼働した時にシリアを統治していたハーフィズ・アル=アサド元大統領に由来します。漁船が、洪水で再建された集落の近くの水面を横切り、漁獲物を地元の市場に運びます。
湖岸へは、ラッカからタブカへ向かう主要道路沿いのいくつかの地点からアクセスできます。この地域は乾燥して暑いので、訪問時には十分な飲料水を持参することをお勧めします。
発掘チームは、湖が水没する前に石器時代の集落の遺跡を回収し、現在はシリア国外の博物館に収蔵されています。湖内の島であるジャジーラト・アッ=サウラは、主に冬に訪れる渡り鳥の保護区に指定されています。