Necropolis of Kerkouane, ナブール県にあるプニック時代の墓地遺跡。
ケルクアン墓地遺跡は、地中海沿岸のナブール県にある海辺の丘に刻まれたプニック時代の墓地です。敷地には、大きさの異なる複数の墓室と、古代からの数世代にわたる埋葬を含む広大な墓地があります。
この墓地は、フェニキア時代とプニック時代の数世紀にわたって、この海岸集落の墓地として発展しました。考古学者がこの遺跡を再発見したのは20世紀になってからで、その古代史が再び学術的な注目を集め、保存活動が行われるようになりました。
墓には、この海岸共同体がプニック時代にどのように死者を敬ったかを示す彫刻の細部や碑文が施されています。墓室を歩くと、死者に添えるために置かれた品々の意図的な配置に気づき、当時の日常生活や信仰がうかがえます。
この遺跡は遠隔地にあり、主要な町から車で数時間かかるため、車でのアクセスが最適です。見学時間が限られており、特定の曜日に閉まることがあるため、事前に計画を立ててください。
赤く塗られた木製の石棺で、女神アスタルテを描いた彫刻が施された蓋が付いたものが、ここに残っています。これは、現存する数少ないプニック時代の木彫りの例の一つです。この精巧な作品は、古代の人々の芸術的能力と宗教的信仰について貴重な洞察を与えてくれます。
