ビルギ, トルコ、イズミル県オデミシュのある歴史的な村
ビルギはトルコ西部イズミル県オデミシュ郡にある歴史的な村で、ユネスコの世界遺産暫定リストに登録されています。石畳の細い路地が、2階建ての石と木材でできた家々の間を縫うように続いており、その多くは数百年前に建てられ今も使われています。
ビルギ周辺の地域は古代から人が住み、フリギア、ペルシア、リディア、ローマ、ビザンティンの支配を経てきました。14世紀にはアイドゥノウールラル侯国の重要な拠点となり、この時期に現在も残る最古の建造物のいくつかが建てられました。
ビルギでは何世紀もの間、絹の生産が日常生活の一部であり、地元の女性たちが小さな市場で手作りの絹製品を今も販売しています。村の広場や茶屋は住民が集まる場所で、毎日の暮らしがゆっくりと流れています。
ビルギはオデミシュから約10km離れており、イズミルから車またはバスで約2時間で到着できます。路地は狭く歩行者向けに作られているため、村の入り口に車を停めて徒歩で巡るのが最善です。
ビルギという名前は「塔」を意味するビザンティン語のピルギオン(Pyrgion)に由来しており、かつて集落を見下ろしていた古い要塞を指しています。注意深く見ると、村のある箇所には今も古い城壁の痕跡を見つけることができます。