House with Cats, ウクライナのキーウにあるアール・ヌーヴォー様式の集合住宅
猫の家は、緑と白のファサードを持つ4階建ての住宅で、アール・ヌーヴォー様式を採用し、壁や窓に多数の装飾的な猫の彫刻、フクロウの像、マスカロン(顔の仮面飾り)が施されています。1階は商業スペースとして利用され、上階は住宅ユニットとなっています。
技術者・建築家ウラジミール・ベスメルトヌイは、1909年にフョードル・ヤギモフスキー大佐のためにこの建物を設計し、アール・ヌーヴォー様式とゴシック様式の両方の建築要素を取り入れました。これらの様式の組み合わせは当時としては異例であり、裕福な家族の現代的な趣向を反映していました。
この建物はウクライナの文化遺産に指定されており、猫は守護者、フクロウは知識を象徴する装飾が施されています。これらの動物のモチーフがその外観を形作り、装飾要素が住民にとってより深い意味を持っていたことを示しています。
建物はキーウのホホリフスカ通り23番地にあり、通りからファサードを簡単に見ることができます。訪問者は、動物の彫刻や装飾の細部を昼間に最もよく観察できます。
建物の中央ファサードには大きなアーチ型の窓の隣に緑色の目をした2匹の猫が配置され、その頂上にはキメラ(架空の生き物の像)が飾られています。これらの非対称な要素は、都市景観の中で装飾的な像が遊び心をもって使われた代表的な例となっています。