Royal Roost, 米国ニューヨーク、ミッドタウン・マンハッタンにあるジャズクラブ
ロイヤル・ルーストは、ブロードウェイにあるチキンレストランの中にあったジャズクラブで、1940年代から1950年代にかけて営業していました。空間はダイニングテーブルとステージが組み合わさっており、客はライブを聴きながら食事をすることができました。
オーナーのラルフ・ワトキンスは、ラジオ司会者のシンフォニー・シドの説得により、チキンレストランをジャズ会場に変えました。クラブはビバップ運動が形作られていく中で、すぐに重要な集まりの場となりました。
マイルス・デイビスは1948年9月にロイヤル・ルーストでノネットを紹介し、後に『クールの誕生』というアルバムの基礎となる作曲を演奏しました。
クラブはマンハッタンのミッドタウン、ブロードウェイにあり、市内のほとんどの場所から簡単にアクセスできました。スペースは狭く、キッチンと演奏エリアが同じ部屋を共有していました。
クラブは「メトロポリタン・ボペラ・ハウス」というニックネームを得ました。これは近くのメトロポリタン歌劇場の名前とビバップという言葉を組み合わせたものです。この一言で、クラブがどこにあったかと、中でどんな音楽が演奏されていたかの両方が表現されていました。