Elm Springs, 米国テネシー州にあるギリシャ復興様式の家
エルムスプリングスは、テネシー州に位置し、国家歴史登録財に登録されている、ギリシャ復興様式の2階建ての家です。正面には対称的な列柱、装飾的な枠を持つ中央玄関、この建築様式の典型的なプロポーションに従ったコーニスがあります。
ナサン・ヴォートは、ギリシャ復興様式がアメリカ南部に広がっていた時代の1837年にこの家を設計しました。この家はほぼ完全な状態で残っており、テネシー州の南北戦争前の建築様式を今に伝える数少ない例の一つです。
エルムスプリングスは現在、南軍退役軍人の息子たちの全国本部として機能しており、この家は建築を超えた役割を担っています。部屋を歩く訪問者は、この建物が個人の住まいから組織的な記憶と集会の場へと移り変わってきた様子を見ることができます。
この建物はガイド付きツアーで一般公開されています。訪れる前に現在の入場条件を確認しておくとよいでしょう。また、この家は現在も管理事務所として使用されているため、予定されているイベントによって訪問が制限されることがあります。
エルムスプリングスという名前は、かつて敷地にあったニレの木と自然の泉に由来していますが、今日ではその痕跡はほとんど残っていません。この名前は、この家が建築やその後の用途で知られるずっと前の土地の姿を静かに伝えています。