ダルチュラ郡, ネパールのスドゥルパシュチム州にある行政地区
ダルチュラは、ネパール北西部のスドゥルパシュチム州にある行政区で、インドと中国の両方と国境を接しています。この地域は9つの自治体に分かれており、ハランガが主要な行政の中心地となっています。山脈と川の谷が広がる地域です。
カテュリ王国が衰退した後、この地域はドティ王国の一部となり、1790年にゴルカ軍が支配を握りました。この出来事により地域の政治構造が変わり、近代的な行政組織の始まりとなりました。
名前はドティヤリ語に由来し、「ダル」は山頂を、「チュラ」は伝統的な三石かまどを意味します。これらの言葉は、地元の人々が山々と日常の生活とをどれほど密接に結びつけているかを示しています。
この地域は山がちで川の谷があるため、訪れる人は様々な地形と標高の変化を覚悟しておく必要があります。旅行に最適なのは、山道が通りやすくなる乾季です。
アピ・ナンパ保護区はこの地区にあり、チベットの聖地カイラス・マンサロバールへ向かう巡礼者の出発点となっています。この巡礼路は、精神的な旅とこの地域の高い山々の景色を組み合わせたものです。