Thorong La, ネパールのマナン地区にある山岳峠
トロン・ラは標高5,416メートルの山岳峠で、アンナプルナ・サーキットの最高地点です。マナン地区とムスタン地区の間にあり、東側のマルシャンディ渓谷と西側のカリ・ガンダキ渓谷を結び、雪を頂いた山々に囲まれています。
アンナプルナ地域は、地元の紛争が解決された1977年に外国人トレッカーに開放されました。それ以来、このルートはヒマラヤ地域で最も頻繁に利用される高山峠の一つとなっています。
この峠は二つの世界の境界を示しています。下にはヒンドゥー教の伝統を持つコミュニティが暮らし、上にはチベットの影響を受けた仏教徒の集落があります。ここで見られる祈祷車や地元の習慣は、この精神的な多様性を反映しています。
トレッカーは峠を越える前に、マナンで最低5泊して高度順応を行うべきです。気温はマイナス20度からプラス7度の範囲で変化するため、防寒着と適切な装備が欠かせません。
この峠は、トレッカーに開放されるまで、長い間カンパ・ゲリラによって争われていました。この波乱に満ちた歴史は今日ではほとんど見えませんが、それでもこの地域の理解を形成し続けています。