Basilica of San Isidoro, スペイン、レオンの参事会教会
サン・イシドロ聖堂はスペインのレオンにあるロマネスク様式の教会で、王室の埋葬地として使われ、ユネスコ世界遺産の一部でもあります。建物は厚い石壁、丸いアーチ、頑丈な柱、ロマネスク様式に特徴的な装飾された柱頭を示しています。
建設はおよそ西暦1000年に始まり、レオン王国の王族の埋葬地として、それまであった洗礼者聖ヨハネに捧げられた教会の代わりに建てられました。12世紀の増築により現在の外観が形作られ、地域のロマネスク様式の発展に貢献しました。
いわゆる暦のアーチの内部には、12か月に割り当てられた農業暦の場面が描かれており、中世の日常生活を知る手がかりとなっています。春の耕作から秋のブドウ収穫までの場面は、レオン王国の人々の生活を形作った農作業を反映しています。
教会は毎日訪問者に開かれており、約300点の中世の品々(典礼用具や織物を含む)を収蔵する博物館を併設しています。地下聖堂へのアクセスは博物館を通って行われ、数か国語のガイドツアーが利用できます。
塔の頂上にある風見鶏は11世紀のもので、修復作業中の研究により、ペルシャ湾から来た可能性が高いことが明らかになりました。この発見は、当時ほとんど記録されていなかった、イベリア半島の国境をはるかに超えた交易のつながりを示しています。