ヒブラルファロ城, スペイン、マラガの丘の上にある軍事要塞。
ヒブラルファロ城は、マラガを見下ろす丘の上にある軍事要塞で、同心円状の防御壁と塔が2重に巡らされています。標高約132メートルに位置し、地中海と市街地を一望できます。
この要塞は929年に、それ以前のフェニキア人の基礎の上に築かれました。14世紀には、グラナダのスルタン、ユースフ1世のもとで大幅に拡張され、強化されました。
敷地内には、イスラムのモスクの遺構があり、後に聖ルイに捧げられたキリスト教の礼拝堂に転用されました。この宗教的変遷は、時代とともにこの地に足跡を残したさまざまな支配者を反映しています。
城へは2つの道があります。1つはアルカサバに通じるコラチャの小道、もう1つはカミノ・デ・ムンド・ヌエボの松林を通る道です。どちらの道も徒歩で登るため、時間に余裕を持ってください。
敷地内には、フェニキア時代にまでさかのぼる、固い岩盤に40メートルの深さまで掘られた貯水池「アイロンの井戸」があります。この工学上の偉業は、古代の住民が丘の頂上でどのように水供給の問題を解決したかを示しています。