Estanque del Retiro, スペイン、マドリードのレティーロ公園にある人工湖
エスタンケ・デル・レティーロは公園の中心にある長方形の人工湖で、水は澄んでおり、周囲には舗装された遊歩道が巡らされています。湖畔は散歩に適しており、様々な場所から周囲の建築物や緑地を眺めることができます。
この湖は1634年から1636年にかけてクリストバル・デ・アギレラによってブエン・レティーロ宮殿の庭園の中心として建設されました。ここでは王室の娯楽が催され、宮廷のために壮観な水の演出を作り出す水工学の革新が見られました。
アルフォンソ12世記念碑は水際に位置し、半円形の列柱に囲まれています。そのアーチが水面に映ります。この配置により、記念碑は訪問者が自然と足を止めて彫刻とその周囲を眺める焦点となっています。
訪問者は伝統的な手漕ぎボートまたはソーラーパネル式のボートを借りることができます。2隻のボートは車椅子利用者向けに特別に装備されています。早めに出かけると、ボートの空きがあり、水辺の混雑も少なくなります。
17世紀には、湖の中に長方形の島があり、王室のために演劇や音楽の公演が行われていました。有名なカストラート歌手ファリネッリがここで演奏し、ヨーロッパ中から宮殿の庭園に観客が集まりました。