ハリドワール, インド、ウッタラーカンド州の都市
ハリドワールは、ガンジス平原がヒマラヤの丘陵地帯と接する場所にあります。市内は、ハル・キ・パウリのガートへと続く急な石段が特徴で、そこにはヴィシュヌ神の足跡が石に刻まれています。赤と白の塔を持つ寺院の間を狭い路地が曲がりくねっており、川岸にはアシュラムやゲストハウスが並んでいます。
この都市は、かつて地元の賢者にちなんでカピラと呼ばれていました。マウリヤ朝とクシャーナ朝の支配を経て、デリー・スルタン朝、その後ムガル帝国の支配下に入りました。19世紀にイギリスの植民地行政官が測量とインフラ整備を導入し、旧市街のレイアウトが形成されました。
毎年3月か4月には、何千人もの信者がカンワル・メーラの巡礼シーズンに集まります。シヴァ神の信者たちはオレンジ色のローブをまとい、ガンジス川から水を容器に入れて肩に担いで通りを歩きます。これらの行列で路地は詠唱と鐘の音で満たされ、道端には花の花輪やお香を売る露店が並びます。
主要な鉄道駅からはデリー、ムンバイなどの主要都市への列車が出ています。最寄りの空港はジョリー・グラント空港で、デヘラードゥーン近郊にあり、約35キロメートル離れています。ガート周辺の路地は、朝夕の儀式の時間帯には混雑することがあるため、移動には時間に余裕を持ってください。
毎晩ハル・キ・パウリではガンガー・アールティーの儀式が行われ、僧侶たちが大きな真鍮のランプを揃えた動きで振り回し、お香の煙が水面に漂い、何百もの浮かぶ油ランプが下流へ流れていきます。気温は夏の摂氏44度から冬の氷点下まで変動し、年間降水量は約2,374ミリメートルに達します。