Ganamet House, コートジボワールのグラン=バッサムにあるコロニアル様式の邸宅
ガナメ邸はグラン=バッサムにあるコロニアル様式の建物で、イオニア式の円柱、漆喰のピラスター、透かし彫りの鉄筋コンクリート手すりを備えた全長バルコニーを持つ新古典主義のファサードが特徴です。1階には商店と倉庫があり、上層階へは裏手の階段で上がります。
1920年に建てられたこの邸宅は、もともとゴールドコーストの住民の所有でしたが、後に植民地時代のグラン=バッサムでレバノン・シリア人の商人ガナメ氏が購入しました。所有者の交代は、町の商業と居住のパターンの変化を示しています。
この邸宅は、各階の中央ホールを中心に左右対称に部屋を配置するという、ヨーロッパと中東のデザインを融合させています。この配置は、所有者が故郷から持ち込んだ生活様式を反映しています。
上層階へは裏手の階段から入るため、道路側からは見えない場所もあります。周辺のコロニアル様式の建物を見学すると、この界隈の全体像や歴史をより深く理解できます。
マンサード屋根はグラン=バッサム地域では珍しく、他の地元の建物に多い平らな屋根や単純な屋根線とは一線を画しています。この建築的なディテールは、持ち主がヨーロッパの建築様式を我が家に取り入れたいと望んだことを示しています。