ロタールの十字架, ドイツ、アーヘン大聖堂宝物館所蔵の行列十字架
ロタイア十字架は、アーヘン大聖堂宝物館に所蔵されている行列用の十字架で、高さ約50センチメートルです。オーク材の芯に金と銀のケーシングが施され、彫刻されたカメオと宝石が全体に埋め込まれています。
この十字架は西暦1000年頃にケルンで作られ、ロタール2世の彫刻が施された印章石の肖像が付いています。この時代のオットー朝の職人技を示す優れた例です。
この十字架は、ローマ帝国のシンボルとキリスト教のイメージを融合させています。帝国のカメオと宗教的な場面が混ざり合うことで、中世において世俗的権威と精神的権威が絡み合っていたことを反映しています。
訪問者はこの中世の工芸品をアーヘン大聖堂宝物館で見ることができます。この十字架は、大聖堂で行われる主要な宗教的祝典で今も使用されています。
十字架には、表面に複雑な模様で配置された約102個の宝石と35個の真珠が特徴的です。この細心の手仕事は、それを制作した中世の職人の技術力を示しています。