SAK S 3, エジプト、サッカラにあるピラミッド
SAK S 3はサッカラにあるピラミッドで、日干しレンガで造られ、底面は一辺約55メートルの正方形で、遺構周辺には石灰岩の破片が散在しています。中央には大きな長方形の穴があり、東側から入ることができ、内部構造の主要な特徴となっています。
この構造物は2006年の現地調査でのみ発見され、ケンジェル王のピラミッドの北に位置しています。建設は第13王朝に始まりましたが、初期段階の直後に停止したようです。
このピラミッドの寸法が100王室キュビトであることは、古代エジプト第13王朝の建築基準と建設方法を反映しています。
内部の穴への入り口は東側にあり、この開放的な場所を移動する際には注意が必要です。地面がでこぼこしており、構造物が露出しているため、丈夫な靴と懐中電灯などの照明を持参することをお勧めします。
第13王朝の土器片は、この構造物が完成しなかったこと、おそらく不明な理由で放棄されたことを示唆しています。これは意図的に未完成のまま残された珍しいピラミッドの例であり、古代の建設中止の実態を知る手がかりとなります。