王妃の谷, ルクソール県にあるネクロポリス
王妃の谷は、ルクソール近くのナイル川西岸の石灰岩の崖に彫られた約91の墓からなるネクロポリスです。これらの墓室には、回廊と部屋があり、王妃、王子、役人が安置されました。
この谷は、紀元前1550年から紀元前1070年までの新王国時代に王家の埋葬地として造られました。数世紀にわたって、王家の一員を埋葬する重要な中心地として発展しました。
壁画にはエジプトの神々や王家の生活の情景が描かれており、古代の人々が死後の世界への旅をどう理解していたかを示しています。墓の中を歩くと、あらゆる表面を飾る細かな細部にこうした信念が表現されているのを見ることができます。
一部の墓は修復作業が続いているため立ち入りが制限されており、すべての部屋が公開されているわけではありません。暑さを避け、暗い墓室の中での光を良くするために、早朝に訪れるとよいでしょう。
ネフェルタリ王妃の墓は、王妃が王室の宝石を身に着けた詳細な肖像画を含む、異常に大きな彩色面で際立っています。この墓の色の鮮やかさと顔の特徴の明瞭さは、驚くほど保存されています。