ハルファヤ峠, エジプト北西部の山道
ハルファヤ峠は、エジプト北西部のリビア国境近くにある山道です。この道は急峻な崖を切り開いており、沿岸地域と内陸部を結ぶ自然の通路となっています。
この峠は第二次世界大戦中に激しい戦闘の場となり、ドイツ軍が連合軍の進撃を防ぐために要塞を築きました。そこで戦ったイギリス軍兵士は、戦闘の激しさからこの峠を「ヘルファイア峠」と呼びました。
ハルファヤ峠の戦略的な位置は、古代ヘレニズム地理学においてアフリカとアジアの伝統的な境界を示していました。
この峠はかなり辺鄙な場所にあり、エジプト西部の国境近くの孤立した地域を訪れるには、事前の計画が欠かせません。十分な水と物資を持参し、基本的なサービスが少なく道路が荒れていることもあるため、現地ガイドを雇うことを検討してください。
ヴィルヘルム・バッハというドイツ軍司令官が峠の防衛を指揮し、かつてルーテル派の牧師だったことを知る兵士たちから「地獄の牧師」というあだ名を付けられました。宗教的な召命と軍務というこの意外な組み合わせは、戦闘中に彼に出会った人々にとって忘れがたい人物にしました。