Église Saint-Laurent de Palluau-sur-Indre, フランス、パリュオー=シュル=アンドルにあるかつての小修道院教会
パリュオー=シュル=アンドルのサン=ローラン教会は、ロマネスク時代のかつての小修道院教会で、フランスのアンドル県パリュオー=シュル=アンドルの町の中心にあります。石造りの建物には後陣、内陣、翼廊があり、外から見ると古い町並みに溶け込んでいるため、古い家屋と見間違えるほどです。
この小修道院は当初聖母マリアに捧げられており、近くのベネディクト会修道院と関係があったと考えられています。その後、15世紀に地元の教区が機能しなくなったため、聖ロランに捧げ直されました。フランス革命中は個人の住宅として売却され、後に納屋として使用されましたが、フレスコ画の発見後に1945年に歴史的建造物に指定されました。
内部のフレスコ画には、後陣に玉座に座る聖母マリアが描かれ、その両側には棕櫚の葉を持つ二人の女性が立っています。また、聖歌隊の上にはキリストがマンドルラの中に描かれています。天然顔料で描かれた色彩は、何世紀も経った今も鮮やかに残り、12世紀の宗教画を直接感じさせてくれます。
この建物は町の中心部から徒歩で簡単にアクセスできますが、簡素な外観は礼拝所というより古い家のように見えます。ヨーロッパ文化遺産の日など特定の機会にのみ公開されるため、訪問前に計画を立てることをお勧めします。
後陣に描かれた聖母の玉座の肘掛けは、悪に対する力を象徴する竜の頭の形をしています。また、壁の一つには、六羽のメリット(小鳥)を描いたボーヴィリエ家の紋章が漆喰に直接描かれており、宗教建築物に地方領主の紋章が展示されるのは珍しい例です。