ボスコレアーレ, イタリアのナポリ大都市圏にある遺跡
ボスコレアーレはヴェスヴィオ山の北麓にあるコミューンで、国立公園内のブドウ畑や農地に位置しています。この町には、P.ファンニウス・シニストルの別荘の遺構や、火山灰の下に保存された他のローマ時代の建造物があります。
P.ファンニウス・シニストルの別荘は紀元前1世紀に建てられた大きな私邸で、貴重なフレスコ画や豪華な調度品がありました。西暦79年のヴェスヴィオ山の噴火により、この遺跡と美術品は灰の下に保存され、今日までそのままの状態で残っています。
アンティクアリウム博物館には、布片、卵の殻、炭化したパンなど、2000年前の日常生活で使われていたローマ時代の品々が展示されており、当時の人々の暮らしを知ることができます。これらの品々は、家や食事、日常の営みの物語を伝えています。
遺跡へは、チルクムヴェスヴィアーナ鉄道でヴィッラ・レジーナ・アンティクアリウム駅まで行き、そこから徒歩で発掘区域に向かいます。歩きやすい靴を履き、博物館に展示されているフレスコ画や遺物を見る時間を確保することをおすすめします。
1895年の発掘調査で、ローマ時代の銀貨や品々が発見され、現在ではルーブル美術館や大英博物館を含む世界中の博物館に展示されています。これらの硬貨は、古代の交易や経済生活についての知見を与えてくれます。