Procuratie, three connected buildings along Saint Mark's Square in Venice
プロクラツィエは、ヴェネツィアのサン・マルコ広場に沿って建つ大きな建物群で、広場の北側にルネサンス様式の建物が並んでいます。ファサードには古典的なアーチや窓が並び、1階は歴史的なアーケードになっていて、商店やカフェが入っています。上の階はかつてヴェネツィアの役人の住居やオフィスとして使われていました。
プロクラツィエ・ヴェッキエは、火災で以前の建物が焼失した後、1500年代初めに建設が始まりました。一方、プロクラツィエ・ヌオーヴェは、行政を近代化するため1500年代後半から1600年代前半にかけて建てられました。ナポレオンの統治時代には、ヴェネツィアの政治支配の変化を反映して、第三の翼が追加されました。
数世紀にわたり、プロクラツィエはヴェネツィアの政治と生活の中心でした。オフィスと商店やカフェが同じ建物に共存していました。1階のアーケードは人々が集まり、市場が開かれる場所で、上の階には執政官や貴族の住居があり、ビジネス、政治、日常が都市の構造の中でどう結びついていたかを示しています。
プロクラツィエを楽しむには、1階のアーケードを歩くのが一番です。そこでお店やカフェを覗いたり、公共の展示やイベントが開催されているときは上の階を訪れることもできます。サン・マルコ広場に直接面しているので場所はわかりやすく、朝早く訪れると混雑を避けられます。
500年後、プロクラツィエ・ヴェッキエの上の階は2019年に初めて一般公開され、展示スペース、作業エリア、文化イベント用のオーディトリアムが設けられました。このプロジェクトは歴史的な建築と現代的な用途を結び付け、エドアルド・トレソルディによるコミュニティの強さを象徴する記念碑的な金属メッシュのインスタレーションなどの作品が展示されています。