チネチッタ, イタリア、ローマの映画スタジオ
チネチッタは、ローマ東部にある映画スタジオ複合施設で、約40ヘクタールの敷地に、さまざまな大きさのサウンドステージが20以上あります。常設の屋外セット、風景や衣装を作る工房、最新のポストプロダクション設備を備えています。
スタジオは1937年にファシスト政府の下で、イタリア映画を促進し国際的な制作を引き付けるために開設されました。戦後、この場所は難民キャンプとして使用されましたが、1940年代後半にスタジオ業務が再開されました。
名前は文字通りイタリア語で「映画の街」を意味し、ワンルーフの下に完全な制作複合施設を作るという当初の構想を反映しています。『ベン・ハー』や『クレオパトラ』のような映画のオリジナルセットを歩くことができ、ヨーロッパ映画の黄金時代を物語っています。
複合施設は市内中心部から南東に約9キロの場所にあり、地下鉄A線でチネチッタ駅まで行くことができます。美術館では、有名な作品の小道具、衣装、セットが展示されており、ガイド付きツアーでは、機密のプロジェクトが進行していないときに、活発な撮影の様子を見ることができます。
すっきりとしたラインと機能的なファサードを持つ合理主義建築は1930年代のもので、その時代の建築思想を示しています。いくつかの建物は戦後、古代ローマの場面のセットとして再利用され、それ以来、歴史的な作品の常設背景として使われてきました。