クレモナ大聖堂, イタリア、クレモナの大聖堂
クレモナ大聖堂は、イタリアのクレモナにあるロマネスク様式の大聖堂で、白いカラーラ大理石と赤いヴェローナ石を組み合わせた二色のファサードが特徴です。中央のバラ窓はポルティコの上に開き、アーチの下には聖人の像が立っています。
建設は1107年に始まりましたが、1117年の地震で大きな被害を受け、再建が行われました。教会は再建工事が完了した後、1190年に奉献されました。
内部では、ボッカッチーノによるフレスコ画が、キリストとマリアの生涯の場面を描き、暖かい色調で今日までよく保たれています。これらの作品は生き生きとして親しみやすく、訪問者は聖書の物語を直接たどることができます。
教会は毎日開放されており、訪問者は三つの身廊を歩き、ゴシック様式のヴォールトを鑑賞し、半円形の後陣を見ることができます。主床の下にある地下室には宗教的な品々や聖遺物が納められており、これらも見学できます。
この建物には、キリストがかぶっていた冠に由来するとされる棘が納められています。これは1591年に教皇グレゴリウス14世から贈られた遺物です。この教皇はクレモナ生まれで、故郷に意義深い贈り物を残したいと考えました。