トラッツォ, イタリア、クレモナにある鐘楼
トッラッツォはクレモナにある鐘楼で、赤レンガとロマネスク様式の細部で造られ、八角形の上部が街の上にそびえています。塔には複数の階があり、最上階の展望台からは周囲の景色を一望できます。
建設は1230年代に始まり、1300年代に完成するまで複数の建設段階を経て続けられました。各段階で塔の高さが増し、市内で最も目立つランドマークとしての役割が強化されました。
この塔には、黄道十二宮や月の周期を示す天文時計があり、中世のクレモナが実用的な時を知ることと天体への理解の両方を大切にしていたことを反映しています。芸術と科学の融合は、この街を築き利用した人々にとって何が重要だったかを示しています。
内部の階段を上ると上の展望台に着き、街と周囲の平野を一望できます。晴れた日に訪れると遠くまで見渡せます。もやや低い雲があると見通しが限られるため、晴れた日を選んでください。
これは、この高さのレンガ造りの建物としては現存する最古のもので、中世の職人がこの材料をこれほどの規模で扱う技術を習得していたことを示しています。同様の寸法を持つ当時の建物で現存するものはほとんどなく、初期のレンガ建築技術の珍しい例です。

