St Mark's Clocktower, イタリア、ヴェネツィアのサン・マルコ広場にあるルネサンス様式の時計塔
サン・マルコの時計塔は、サン・マルコ広場にあるルネサンス様式の建物で、その独特な建築様式で周囲の建物よりひときわ高くそびえています。建物には、メルチェリア通りへと通じる大きなアーチ型の門があり、黄道十二宮を背景に時と分の両方を示す天文文字盤が飾られています。
建設は1496年、建築家マウロ・コドゥッシのもとで始まり、旧市街の入口の上に主要な公共時計を設置することが目的でした。複雑な時計機構は、ジャン・パオロとジャン・カルロ・ラニエリ兄弟によって設計され、現在も使用されている鐘も彼らが製作したもので、1497年に遡ります。
頂上の2体のブロンズ像は、濃い緑青のせいで「ムーア人」と呼ばれ、毎時大きな鐘を打ち鳴らします。特定の宗教的な祝日には塔の扉が開き、三人の東方の賢者が小さな機械仕掛けの行列を組んで現れます。
内部の見学は事前予約が必要で、塔内の狭い階段を上る少人数のグループに限られます。写真を撮るのに最適な時間帯は、正面から文字盤に直接光が当たる午前中です。
この文字盤は、時間をローマ数字で、分をアラビア数字で表示しており、当時の時計としては珍しい組み合わせです。この二重の数字体系は、ヴェネツィアが異なる数学の伝統を一つの作動する機構に融合させたことを反映しています。
