Santa Maria Incoronata, ナポリ中心部にあるゴシック様式の教会
サンタ・マリア・インコロナータは、ナポリ中心部のカステル・ヌオーヴォの近くにあるゴシック様式の教会です。内部はヴォールト天井で、壁はすべてフレスコ画で覆われています。絵画には七つの秘跡と旧約聖書の場面が描かれ、内部の壁一面を覆っています。
この教会は1364年にナポリ女王ジョアンナ1世が聖遺物を安置するために建立を命じました。アンジュー朝が都市を支配していた時代に建てられ、建築によってその権威を示していました。
フレスコ画にはアンジュー朝の一族が宗教的な場面の中に描かれており、統治家族の姿と神聖な主題が混ざり合っています。これらの描かれた人物は今日でも壁に見ることができ、中世のナポリで信仰と権力がどのように一緒に示されていたかを直接感じさせます。
この教会はナポリ中心部のカステル・ヌオーヴォの近くにあり、周辺の主要な交通機関から徒歩で簡単にアクセスできます。入口は現在の通りの高さよりかなり低い位置にあるため、訪れる人は数段の階段を下りて中に入ります。
教会の床は現在の通りの高さより約3メートル下にあります。これはカステル・ヌオーヴォの建設中に行われた埋め立て工事によるものです。この高低差は老朽化によるものではなく、新しい要塞の周囲の地面が意図的に作り変えられた結果です。