Santa Maria della Concordia, Naples, ナポリのスペイン地区にあるバロック様式の教会
サンタ・マリア・デッラ・コンコルディアはナポリのスペイン地区にあるバロック様式の教会で、濃い灰色のピペルノ石でできたファサードが特徴です。外観には2対の複合柱と装飾的な石の要素があり、内部には伝統的な教会の空間と宗教画があります。
この教会は1556年にカルメル会の司祭ジュゼッペ・ロマーノによってこの地域の宗教的中心として設立されました。18世紀には、建築家ジョヴァン・バッティスタ・ナウクレリオの指揮のもと、大規模な改修が行われました。
この教会の中には、聖ミカエルと聖母を描いた絵画が掛かっています。これは、当時の主要なバロック芸術家の一人によって描かれた可能性があります。内部に見られる宗教美術は、何世代にもわたってこの場所を使用してきたスペイン人コミュニティの芸術的嗜好を反映しています。
この教会は同名の小さな広場に面しており、ナポリ中心部から徒歩で簡単にアクセスできます。ここからスペイン地区の周辺の通りを探索したり、さまざまな公共交通機関の乗り継ぎを利用したりできます。
19世紀以前、この建物は音楽院として使用されていましたが、その後フランス当局によって裕福な債務者のための刑務所に転用されました。この異例の変遷は、この場所の歴史をその時代の社会的・政治的変化と結びつけています。