Castle of Fondi, イタリアのフォンディにある城
フォンディ城は、イタリアのラツィオ州フォンディ中心部にある中世の要塞で、長方形の平面に四隅の円形塔と中央の大きな方形塔を持ちます。現在は市立博物館となっており、ローマ時代の遺物が展示され、かつて軍事と貴族の目的に使われた部屋もあります。
この要塞は12世紀後半に単一の塔として建設が始まり、その後数世紀にわたってカエターニ家の下で徐々に拡張されました。彼らの作業が、今日訪問者が目にする配置を形作ったのです。
16世紀、ジュリア・ゴンザーガはこの要塞を詩人や思想家の集いの場とし、イタリア各地から知識人を宮廷に招きました。今でも訪問者は、かつてその交流が行われた部屋を通り抜け、その時代の雰囲気を感じ取ることができます。
この城はフォンディの町の中心にあり、周囲の通りから徒歩で簡単にアクセスできます。塔に登る予定がある人は、階段が狭く急な場所もあるため、丈夫な靴を履くことをおすすめします。
城の地下には隠された通路があり、かつて16世紀に海賊のハイレッディン・バルバロッサがフォンディを攻撃した際、ジュリア・ゴンザーガがそこを通って逃げ延びたと言われています。このトンネルは今も構造の一部として残っており、訪問中に見学できます。