霊山寺, 日本・鳴門市にある仏教寺院・巡礼地
霊山寺(りょうぜんじ)は、四国・徳島県鳴門市にある仏教寺院です。境内には瓦葺きの木造建築、鯉が泳ぐ池、1600年代の多宝塔、そして天井に龍の絵が描かれた本堂があります。
この寺は8世紀の天平年間に、聖武天皇の命を受けた僧・行基によって創建されました。9世紀初頭には、僧・空海(弘法大師)が四国八十八ヶ所霊場巡礼の第一番札所としてこの地を定めたと伝えられています。
大師堂では、巡礼者が空海の像の前で祈り、供え物を置いていきます。出発前に寺の売店で金剛杖やお守りを購入していく人も多く、それが巡礼の準備として定着しています。
最寄り駅から徒歩約10分で、毎日早朝から夕方まで参拝できます。境内への入場は無料で、巡礼用品は境内の売店で購入することができます。
「霊山寺」という名は「聖なる山の寺」を意味し、地元の大麻山をブッダが説法を行ったインドの霊鷲山(りょうじゅせん)と結びつけています。巡礼路を歩き終えた人が感謝のために再びここを訪れる慣習は「お礼参り」と呼ばれ、今も続いています。