大内宿, 下郷町にある旧宿場町
大内宿は、下郷町にある旧宿場町で、急な茅葺き屋根の伝統的な家屋が約30軒、歴史ある山間の交易路に沿って一直線に並んでいます。建物は江戸時代の特徴をよく示しており、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
この集落は1643年、江戸時代に宿場町として設立され、会津と日光を結ぶ街道の旅人や大名たちの重要な休息地点となりました。1884年に新しい交通路がこの地域を迂回するようになるとその役割は衰退し、江戸時代の建物がそのまま残されることになりました。
この村は今も人々が暮らす生活の場としての役割を保っており、住民は歴史的な建物に住み、山での暮らしや郷土料理に関わる日常の習慣を大切にしています。通りを歩くと、この道が居住空間であり、また江戸時代の暮らしに興味を持つ訪問者の集いの場でもあることが分かります。
通りは歩いて回りやすく、ほとんどの家が道から見えます。入口が開いていて内部の様子を見られる所もあります。道沿いには多くの食堂や小売店が並び、歩いている途中で自然に立ち寄りやすい場所になっています。
石造りの水路を備えた大きな貯水システムが通りに沿って走り、近くの山の湧き水から各家へ水を供給しています。このシステムは現在も機能しており、住民が周囲の地形からどのように巧みに給水設備を設計したかを示しています。